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「No.621 べん太郎さんの体験談」

(作成:1997年12月6日 改訂:2000年2月4日)


(TEXT : べん太郎 / E36 318isクーペ)
エアバッグの衝撃について体験談を報告させていただきます。
ただし私の場合、眼鏡、コンタクトを使ってないので半分ぐらいしか参考になりませんが、 どの位の衝撃か、と言うことぐらいの参考にはなるかもしれません。
他にも体験者の方がいらっしゃるかと思いますので、フォローお願いします。

衝突のパターンは正面70%ほどのオフセットクラッシュ,車はE36(95y318isクーペMT) 相手は2トントラック、衝突時の速度は双方とも20から30キロ程度(正確にはわかりません)でした。
衝突の瞬間”パーン”という破裂音がしたかと思った後には、すでにエアバッグは萎んでました。
と言うより,気がついたら萎んだエアバッグが目の前にぶら下がってガスの臭いが立ちこめていた、 という早業でした。シートベルトはもちろん締めてましたが、顔面は見事にエアバッグとご対面です。
肝心な衝撃の程度ですが、ちょっと憎しみがこもった平手打ちを顔全面にくらったような感じでした。
シートベルトをはずし車外へ出て最初にしたことは、鼻血が出てないかとドアミラーで確認した ことでしたから、衝撃としてはその程度です(何ともありませんでしたが)。
上体とハンドルとの距離にもよると思いますが、眼鏡は間違いなくはじき飛ばされるでしょう。
(私のシートポジションは,ステアリングを9時15分で握ると肘が90度で曲がるくらいです)
つまり、怪我をするほどではないが生やさしいものでもないという絶妙な衝撃です(変な表現!)。
ちなみにエアバッグはパッドを破って膨らむのではなく、パッドを上へ跳ね上げて (蓋のように上へ開きます)膨らんできます。
(BMWのバッジが付いているタイプで、型を押したようなタイプのエアバッグ体験はありませんので 判りませんが)

あまり参考になりませんが、そんな感じでした。

ところでエアバッグの衝撃より衝撃的だったのは、シートベルトテンショナーの方で、 事故後1ヶ月ほどベルトで締め付けられた痛みがとれませんでした。
やっぱり体を守る要素の大部分はシートベルトです。

追伸 事故の過失は相手の100%となり新車に乗り換えさせてもらいました。


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