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第１話 「なぜ635？？」
（作成：２００５年７月１４日 改訂：２００５年７月１６日）
（TEXT : Haruyuki / E24-635csi）
635を買おう！、という考えは、わりあい突然やってきました。
昔から知っていた名車ではありますが、欲しくて欲しくて想い焦がれていた、というわけでもありません。
どっかのおじさんが「世界イチ美しいクーペ」と認定したとか、
徳○寺おじさんが「MTならスポーティーカーと言えよう」と書いてたとか、
たしか「サーキットの狼」に633csiが登場してた気がするとか、
まあその程度の認識でした。
2003年の終わりから2004年の初めころへかけて、仕事もプライベートも妙に忙しくて、ある意味で充実し、
ある意味ではストレスが溜まっている状況でした。
2004年の正月明けころ、ネットでふと635の画像を見かけて、ああ、こんなに綺麗な車だったんだ、
こんなに美しい車はもう作られないのかなあ、などと思ったのが頭を離れなくなりました。
忙しいさなか、相場価格を調べると100万を大きく下回っていました。
最終生産（89年だっけな？）からの時間を考えると、ある程度良質の個体を安く手に入れるラストチャンス
のような気がしました。
あと数年たてば、博物館なみに高品質でプレミアム価格の個体と、低品質でタダ同然の
個体への二極分化がどんどん進行するだろうと。
「もしや買い時では？？？」
嫁さん（＠妊娠中）にも一応意見を聞いてみました。
「古めのガイシャを買うのはどう思う？」
「ベビーシートがつくならいいよ！？」
「たぶん大丈夫だろ。（でまかせ）」
というわけで、世界一美しいクーペってやつを見に行くことになりました。
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