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第3話 「納車」

(作成:2005年7月17日 改訂:2005年7月18日)

(TEXT : Haruyuki / E24-635csi)


2004年2月15日に納車となりました。納車のヨロコビは何回経験してもいいもんですよね。
上機嫌で道へ乗り出しましたが、左ハンドルには不慣れなため、そのまま高速に 乗って箱根へドライブでも、なんてこともありません。

子供も生まれるし、2台体制をとれる訳でもないので、バリバリのファーストカーとして活躍してくれよお、 などと思いつつ、おとなしく家路につきました。

ところが、納車当日に発覚したのがガソリン漏れ!!でした。
納車直後にスタンドで満タンにしてから自宅マンションの駐車場へ戻り、自分のものとなった635 をほれぼれと眺めていました。
すると右後輪の後ろから透明な液体がポタリ・・・ポタリ・・・と結構なペースで 流れ落ちていることに気がつきました。
ボディの内側を伝ってくる様子。

何だこれ?エアコン入れてないし、こんなとこから排水するのもへんだなあ?? と思いつつ、 匂いをかぐと明らかにガソリン!

「おっかね〜〜!!!」

635のマフラーは中央部から2本出しなんですが、右出しだったらどうなるんだろ。
ま、引火でしょうかね。。。


 BMW 635csi


ってシャレにならん!!
いや、ガソリンが漏れている以上は何の拍子で引火するか分からんですよね。

駐車場でガソリン垂れ流しを放置するわけにもいかないので、 バケツでも持ってくるか、、、と思ったら、次第に流出が遅くなり、やがて止まりました。
ガソリンが漏れるのも不可解なら、それが止まるのも不可解だ。。。
さすが古いガイシャは奥が深い。。。と妙な感心をしつつ、メンテを急ぐことを決意しました。

このガソリン漏れとクーラーの問題について、販売店にクレームするつもりはありませんでした。
信頼できない販売店とその提携工場には整備を任せたくない、という気持ちでした。
また、クーラーなんぞよりもっと大切なエンジンや駆動系や足回りの状態を、信頼できるプロに 早く見てもらいたいと考えていました。


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