[メンテ33]  (←前) (次→)

第129話 「エアクリーナーの交換!〜その1」

(作成:2006年10月18日 改訂:2006年10月19日)

(TEXT & PHOTO : 中橋 / E90-320si & MINI Cooper Convertible)


排気系はアーキュレーさんの力作ワンオフマフラーでレベルアップしていますので、
これに負けないように?吸気系を見直す計画のお話です。

吸気系のチューニングには、大きく分けて以下の3種類のパターンが主流です。

 1. 純正形状のままリプレイスするフィルター。
   安い。純正よりはパフォーマンスが高い。

 2. きのこ型のフィルターをむき出しにセットするもの。
   純正形状よりもパフォーマンスは高いが渋滞などでエンジンルームが暑くなっているときはパワーが落ちる。

 3. きのこ型のフィルターをカーボンなどでカバーして熱対策をしたもの。
   純正形状よりもパフォーマンスも高く熱対策もしてあるが、値段が高い。

コストや用途でいろいろと迷うところですが、今回の僕の狙いは以下のとおり結構明確です。

 ・素敵なマフラーに合わせて、吸気系もきちんとレベルアップさせたい。
   パワーよりもレスポンスの向上を期待。


 ・エンジンルームでのカーボン素材カバーのルックスのよさを追求したい。
   なにより、320siのカーボンヘッドカバーのテイストが欲しいっ!


 ・排気サウンドに負けないような吸気サウンドを楽しみたい。
   ある程度うるさくてもよいので、気持ちが盛り上がる音がよい!


ということで、人気のGruppeM(グループエム)の ラムエアーシステムを導入することに決めました。


 BMW


ラムエアーシステムの説明を読むともう、やる気マンマンな感じでこれしかないでしょ!?みたいな気分になってきます。

ラムエアシステム
更なる吸入効率のアップとトータルパフォーマンスの追求からインテークをシステムで考え、
誕生したリミテッドモデル。「RAM AIR SYSTEM」。
インナー・アウターそれぞれにセンターコーンを配した円錐形エアーフィルターが乱流を抑制し、
吸入流速を向上させます。
カーボンインテークダクトは車種別専用設計となり、エンジンルーム内の熱気遮断はもとより、
充分な空気室を確保しているため、フィルターとの相乗効果により飛躍的な充填効率が達成されます。
理想的なインテーク環境を創造し、マシンのポテンシャルを存分に引き出します。

実際、E90用は、「RAM AIR SYSTEM for E90-320i」という製品になります。
320si用じゃないけど、、、、おそらくこのあたりのパーツは違ってないだろう・・・と思います。
っていうか、だいじょうぶですよね?(^-^;;;)


 BMW


さて、気になるE90用のラムエアーシステムのキット内容。
インテーク部分、フィルターボックス部分、フィルター部分に分かれています。

・インテークダクト
 グリルからの空気導入をより増やすための専用ダクト。
 ノーマルと異なり導入口が下に伸びて空気を集めるデザイン。

・エアフィルターボックス
 エンジンルーム内の熱の影響を遮断するためのカーボンボックス。
 完全密閉としないため、大量の空気が必要なときにも十分対応できる。

・エアフィルター
 インナー・アウターそれぞれにセンターコーンを配した円錐形エアーフィルター。
 純正よりもフィルtラー面積が広く、また吸気速度が速まる。


 BMW


写真はE90-320iに取り付けたイメージですが、写真だとカーボンっぽく見えないですが、きっとかっこいいはず。


 BMW


内部にセットされるフィルターはこんな形状。
4層のコットン製湿式フィルターで、吸入抵抗を極限まで抑えるのだとか。
いかにもパワー出そうな形状でいいなぁ〜!


ということで、次回取り付けの話!


[メンテ33]  (←前) (次→)