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第60話 「WTCC関連レポート by G'Dayさん」

(作成:2006年6月4日 改訂:2006年6月5日)

(TEXT : 中橋 / E36 M3 & MINI)
(TEXT & PHOTO : G'Dayさん)


いつもお世話になっております、G'DayさんよりWTCCブランズハッチ戦 in イギリスでのレポートが届きましたので紹介します。

G'Dayさん
今日5月21日(日)、Brands HatchのWTCCに行って来ました。
この数日イングランドは(この時期いつものように)天候が不順でしたが、まぁなんとかなるだろうと行って見ました。
Brands HatchはBMW一色でしたね。以下写真を送りますからお楽しみください。

 BMW


 BMW


 BMW


 BMW


 BMW

G'Dayさん
エントランス左にBMWのブースを設けられていてWTCC BMW TEAM UKのAndy Priaulxのクルマがおいてありました。
間近でみるのは初めてでしたが、ロールゲージ(というか鉄骨?)が張り巡らされておりとてもがっちりしえそうでした。
午前中は空いていたのでゆっくり見ることができました。

 BMW


 BMW


 BMW


 BMW


 BMW

G'Dayさん
M4, M5, M6と順番に並んでいました。
全て右ハンドルですね。Safety CarはM5でした。
この車両は展示車両ですが、実際には4台くらい同じクルマがありました。
因みにMedical CarはX5でした。
Sauber BMWのF1.06が置いてあり、子供も大人もフロントタイアに腰掛けて写真をとってました。(セキュリティガードなんていません。)

 BMW

G'Dayさん
午前中のPractice SessionでPaddock Hill Bend(第一コーナ)を下ってくるAndy Priaulx(カーナンバー1)

 BMW

G'Dayさん
同 Practice SessionでHailwood Hill(2コーナーに向かう上り坂手前)のBMW TEAM GERMANYのJorg Muller(カーナンバー42)

 BMW

G'Dayさん
ランチタイムでのNigel MansellのM3GTRのデモラン。
数週し最後の周回では人があつまる大きなコーナー毎に止まって、スピンターンを数回決めて、ドア(窓じゃなくて)を 開けて手を振るサービスぶりでした。
WTCCの320Siに比べて音がもの凄い。

 BMW

G'Dayさん
MansellがドライブするM3 GTRです。
写真のフレーミングがちょっとずれてしまいました。
(私は今日はMansellを見にBrands Hatchまで行ったの感激でした。)

 BMW

G'Dayさん
午後のWTCC本選 Race1、4週目Druids Bendの立ち上がりで、Dirk Muller(カーナンバー43、BMW TEAM GERMANY)を追う、 Andy Priaulx(カーナンバー1)。

 BMW

G'Dayさん
同、5週目でDirk Mullerの遅さにテールツーノーズで迫るAndy Priaulx。
30センチくらいでしょうか? と思ったら....。

 BMW

G'Dayさん
どついてました。この後抜き去ったのは言うまでもありません。

BMWにとっては75キロのウエイトハンディ(+ウエット)はいかんともしがたく結果はともかく楽しんだ1日でした。
Brands HatchはSilverstoneに比べて観客がコースの側までいけるので迫力が違いますね。
8月のGP Masters(Silverstone)はまたまたMansellが出るので是非行きたいと思います。
うわさによるとAlan Prostも出るとか出ないとか??


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 ・WTCC 2006 BMW〜ブランズハッチを振り返って

すべてのWTCC関連ニュースはこちらをどうぞ>BMW レース ニュース


さらにレースとは関係ないのですがイギリスのBMWな状況をお知らせくださいました。

G'Dayさん
そうそう、こちらでクルマの雑誌(AUTOCAR、17th May 2006号、P.44)を読んでいたら、 「320Siの2,600台のうち(わずか)500台しかUKには来ない」と書いてありました。
きっとWTCCのBMW TEAM UKの人気を当て込んだ配分だと思うのですが、右ハンドルの車体を これほど造るとは思いませんでした。
(逆に言うとそれくらいまとまらないと生産しなかったといえるかもしれません。)

こちらではマニアルトランスミッションは珍しいものではありません。
BMWの1シリーズや3シリーズ/5シリーズの小排気量モデル318、318d、320d、325、520d(!)などは マニアルの比率が驚くほど高いです。
(ほとんどマニアルかもしれません。)

英国人のフットボール(サッカー)とモータースポーツに対する思い入れは大人子供問わずものすごいものがあります。
この国ではクルマ産業は既に外資にほとんど吸収/合併されているのですが、モータースポーツを支える産業/人の層の厚さは 大きいものがあります。
そういえば現在のF1コンストラクターの多くは今でも英国籍、あるいは英国にガレージ/本社を持っているのが多いですよね。
英国でないのは、Ferrari(当たり前)、TOYOTA(ドイツ)、BMW Sauber(スイス)、Toro Rosso(イタリア)くらいでしょうか。
昨年から絶好調のRenaultもOxford近くにガレージがあります。
Alonsoも自宅はOxfordらしいです。
現地人のクルマの運転も.......これは今度書きたいと思います。

続く・・・。


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