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第9話 「ボディ剛性について」

(作成:1996年12月8日 改訂:1997年7月10日)

(TEXT : M / E36 325i IDING 3.0)
E36になってボディー剛性は格段にあがりました。
E30−325iを2台トータル11万キロ、 E36−325iを2台トータル15万キロと乗ってきましたが、 ボディ剛性の差を明確に感じます。
その剛性の上げ方をしなやかさを保ちながらやっているのに感心します。

E30でストラットタワーバーを付けてみました。
確かにハンドルの切り始めのシャープさは増しましたが、 なんだかそれだけに頼っているような気がずーっとしていました。
E36にもストラットタワーバーを付けてみました。
ボディーが持っているしなやかさが全く失われました。
切り始めのシャープさだけを求めるならそれでいいのですが、 E36が本来持っているボディー全体のしなやかさがなくなってしまうのです。
サスペンションがボトムして4輪とボディーがそれぞれが受け持つ バランスがバーを付けることによって損なわれる気がします。
ですから僕ははずしてしまいました。
E30はM3を除きフロントガラスははめ込み型です。
E36になって接着式になりました。
フロントガラスも構造材の一部なのです。
このへんがボディー剛性アップの秘密かもしれませんね。
E36のフロントガラスは国産車より弱いです。
飛び石等ですぐ亀裂が入ります。
僕ももう3回も交換しました 価格57,800円でした。
今では,さらに安くなっているかもしれません。
昔に比べパーツ代もずいぶん安くなりました。
これもBMW JAPANのおかげですね。


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