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第14話 「Z3納車」

(作成:1997年7月27日 改訂:1997年11月2日)

(TEXT : さし / Z3)

8月末に仮契約を行ってから納車を待ち続ける毎日。
「この間が一番幸せなんだよ?ね」などという人もいますが私は決してそうは思いません。
最初約束の10月末が過ぎ、11月そして12月に突入しました。
その間なにをしていたかというと情報もとめて外国の自動車雑誌読み漁りコピーし まくり、ネット探りまくり(この過程でBOHP発見!)、どうせ純正オーディオ など使いもんにならないだろうから何をつけようかなどなど・・・

私「いつ車は来るんですか?」
営「今月末には何とか・・」
私「先月もそう言いましたよね?」
営「クリスマスまでには確実に・・・」

いらだちがつのる日々が続いた、がついに納車の日はやってきたのだ!

それはクリスマスを目前にしたある冬の日でした。
ディーラーからの連絡を受け、仕事も手につかず定時で上がり一路ディーラーに 向かったのでした。
ディーラーに着くとそこには夢にまでみたアークティックシルバーの私のZ3が!
営業の取り扱い説明も程々に、早速ステアリングを握り走り出したのです。

R20からいつもの裏道を通り自宅まで、あっ前から車がきた!
左に車を寄せる。
どうもすり抜けられそうにない!
バックだ!えっリバースギヤはどこだ?
わーどうしよう!
おっと、エンストこいちまった!
イグニッションオン!
ゲッ!エンジンがかからない!
窓開けよう。
おーミラーが動くぅ!
まさにパニック!

ここで国産車とBMWの違いについて営業によく聞いておかなかったことを後悔す ることとなりました。
その違いとは、

1.リバースギヤは1速のさらに内側にある。

2.エンストした場合は一度イグニッションキーを完全に戻してからではないとエ ンジンがかからない。

こんな基本的なことながら今まで国産車しか乗ったことがなかった私には思いも付 かないことでした。

こうして私とZ3の生活は始まったのです。
次回 Z3の魅力 お楽しみに。

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