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第18話 「筑波オフミ準備 −その2− 秘密兵器の慣らし」

(作成:1997年5月4日 改訂:1997年7月12日)

(TEXT :O−chan / E36-318is)
(前回の続き)
そんな訳で4/29早起きして箱根に秘密兵器(ネオバ) の慣らしに行きました。
予定よりチョット寝坊しちゃったので、結構道は混んでました。
江ノ島越えたところで、いつの間にか後ろにブラックのE36がいるのに 気づいた。その後ずっと一緒に箱根方向へ。
西湘バイパスで少し飛ばすと、しっかりついてきた。
「コリャ面白い。全開だ!」・・・(やっぱりね)
4速に落とし、ベタ踏み。シュワァァァァァアン…
吹けきって5速全開。結構ついてくるぞ!
160…170…180…
さすがに180オーバーになると距離が離れていく。
「まぁ、普通の人はそんなもんだろうなぁ」
なんて思いながらも妙に親近感が沸いてきた。
なんたってE36だからねぇ。
ネオバの感触はグットです。
サスとの相乗効果でグリップ感がステアリングを通して伝わってきます。
レーンチェンジも何度か試しましたが、結構クイックに動きます。

途中のPAに入る予定だったけどそのまま直進。
ターンパイクへの左折も相当早くからターンシグナルつけて アピールだ!ついてきてくれることを願ってね・・・。
うぉぉぉぉぉぉぉー!ついてきたぞぉぉぉぉ!
ターンパイクは高速コーナーが多く、ネオバのチェックも出来ました。
とにかくフロントは安心感の固まりです。
ややオーバースピードで コーナーに入るとフロントは強力なグリップを見せますが、 なにせリヤがずるずるなので「クククッ」とリヤが動きだし、 ブレイクの前兆を見せます。
ムリしない!ムリしない!
例のブラックE36も2台後ろにいる。
こりゃターンパイク頂上の大観山パーキングでぜったい声かけよう!
と思ったら、途中で休憩エリアに入ってしまった。
Oh!No! 残念無念!

大観山頂上で一服して写真撮って芦ノ湖スカイラインに向かった。
今日もいるいる、スゴイのが…!
いつものポルシェ軍団、フェラーリ328やディーノ、ロータスエスプリターボ、 ザウルス、実写は初めて見るロータスエリーゼ等々。
今日はプリメーラのオーナーズクラブも来てるぞ。
我々おたっきーずも集まってればカッコイイのにぃぃぃぃー!!

芦ノ湖&箱根スカイラインを軽く2周して路面の様子を確認した。
路面はOKだが、観光客がだいぶ多いので全開で攻めるのは危険だ!
まぁ、今日はネオバの慣らし運転だからいいけどね。

ヤギさんコーナーに駐車したところで急に思い出した。
「そういえば、おたっきーずのステッカー貼ってないなぁ」
セカンドバックからシールを取り出し、リヤウインドーの何処に 貼るか考えてると2台隣にさっきのE36が止まってるのに気づいた。
シール貼ったら声掛けようかなぁ…と思ってると、人が近づいてきた。
「おたっきーずの方ですか?」
「はい。」
「MAJIKANAと申しますが…。」
うぉぉぉぉぉー!やっぱりそうだったか。
おたっきーずのメンバーだったのか!
すかさず、「メンテ7のO−chanです。」と即答しました。
MAJIKANAさんがおっしゃるには最初から私と思っていたらしい。
なんだかうれしいようなはずかしいような…。
インターネット恐るべし!

話は弾み、時間が経つのを忘れるほどでした。
MAJIKANAさんの車はisのAT右ハンドルでした。
年式は私より1年新しい、エアコンがオートに変わった96モデルです。
2台を並べて比べてみると、エアコンの他にも様々な違いを発見できました。
まずサンバイザーのミラーが異なります。
私の95モデルは運転席、助手席共扉を開くとライトが点灯するタイプ。
96モデルの助手席は扉なし、ライト無しでした。
また、スポーツパッケージに付いてくるのMテクエアロの 黒い樹脂製モールの材質が異なってました。
95モデルはつるつるタイプ、96モデルはざらざらタイプです。
今回一番の大発見はラジエター冷却用のファンです。
95モデルはキドニーグリルの中に一つ、エンジンルーム内にもう一つ ありますが、96モデルはエンジンルーム内に一つだけです。
しかもファンとエンジンブロックまでの距離が長く、隙間から地面が 楽々見えるのです。
なぜ、このような差があるのか分かりません。
コストダウンなのか?改善か?
MAJIKANAさんはかなりショックらしく 相当気にしてました。
(でも改善かもしれませんよ!)

そうこうしてる内に私も走りたくなってきたので、 MAJIKANAさんを助手席に誘いました。
サス交換したisに乗るのは初めてだそうです。
私はタイヤの感触を一つ一つ確かめながら走りました。
ネオバのグリップ力はすごいです。
いままでアンダー気味のコーナーでもスキール音もなく余裕でクリア。
反面、リヤタイヤがついていけないので、どうしてもオーバーステアに なるので注意が必要でした。
(でもこれが意外と面白い!!)
これなら筑波もOKだぞぉぉー!
(スピンだけは気をつけよう!)
MAJIKANAさんも満足してくれた様子。
ビルシュタインのサスに感心してました。

観光客で混んできたのでMAJIKANAさんと一緒に帰りました。
お互い家が近いのでホントに直前まで一緒にいました。
とても今日初めてお会いしたとは思えません。
なんだか昔からの友達のように感じました…。
「それじゃ、また会いましょう。」
筑波に行く前に、すばらしい出会いがありました。
またまたBMW買ってよかったなぁ…と思いました。

(終わり)

さていよいよ筑波サーキット走行会に行って来ます。
果たしてどうなることやら。
次回、オフミ報告をお楽しみに!
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