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第14話 「リアウインドスクリーンの交換方法 Part.1〜ロールバーは暴れん棒」

(作成:1998年4月13日 改訂:1998年4月18日)

(TEXT & PHOTO : 板金太郎 / E36-328iカブリオレ)

皆様ご無沙汰を致しております。このたび私ついにやってしまいました。(T_T)
家族でいつものように峠道を走行中、突然のスピン!!
まったく何がなんだか解りませんでした。
スピードもさほど出ていたわけでもなく、路面が濡れていたわけでもなく、いつもの道をいつものように 走って頂けなのに・・・・・
でも晴れてる割りには路面が黒かった・・・・・

後で分かったことなんですが、融雪剤(エンカル)のせいらしいのです。
激寒地方では、最近、雪や雨が降りそうなお天気になると、振る前にエンカルを凍結予防策として まくらしいんです。
それで雪が降れば解けていいんでしょうけど、たまたま雪が降らないと、エンカルは踏み潰されて 路面にくっついてしまうのです。
これが黒い路面の正体でした。
この部分まさにつるつる状態。
確認してきましたが、黒光りしてました。
雪より恐い!!

当日、破損部品を拾いに行った時に、まったく同じところで、2台大破していました。
みなさま、信州では晴れていても、黒い路面には十分お気を付け下さい。
僕の愛車は「黒い悪魔」に載りハーフスピン状態で右側面後方から土の土手に吸い込まれました。
この時です。
明らかに当たった衝撃音とはちがった、「ガンッ!!」という大きな音・・・・
とっさに足でも折れたか・・・と思ったのですが、車はするするする・・・・っと土手から降りてきて 路肩に止まりました。
降りて痛々しい車を確認中に・・なっなんと、ロールバーが飛び出ているではないですか!!
しかもスクリーンを突き破ってそそり立っていました。

みなさん、めったに見れるものではありませんので特とご覧あれ。<写真1>

<写真1>
写真1



格納の仕方はこうです。
工具の中に入っている「コ」に字方の棒を<写真2>ここに差し込む<写真3>がさがさと上下 させながら、<写真4>ロールバーを格納していきます。
割と簡単に出来ますよ。
これをやらないと幌が空かないです。
くれぐれも強引に開けないように!!

<写真2>
写真2

<写真3>
写真3

<写真4>
写真4



次回はウインドスクリーンの交換です。
僕のようなことはめったにないでしょうけど、スクリーンが傷ついて視界が悪くなっちゃった方など には必見です。
たいした工具も必要なくスクリーンは自分で交換できます。
だんだんカブリオレのメンテになってきたぞー!!(^^)

(というわけで、続く・・・)


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