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第8話 「付録:リコール/●旧Rシリーズ編」

(作成:1998年2月15日 改訂:1998年2月15日)

(TEXT : obata / R1100RS )
付録編では様々な海外のHPの翻訳をお届けしていこうと思います。
まずはリコール編。日本における改善/リコール情報については 運輸省のHP(リンクページから飛んで下さい)を参照していただくとして、 NHTSAより公示されたリコール情報を翻訳掲載します。 NHTSAとはNational Highway Traffic Safety Administrationの略称。 米国内における自動車交通の安全対策を行っている米国運輸省の部局です。 HPのURLは、

http://www.nhtsa.dot.gov

リコール情報はこのページのRecallから二輪/四輪について年式、メーカー、 車種により検索できます。特に並行車にお乗りの方は一度チェックしてみては如何。 収録した情報は’80年以降。なお、訳文の文責はすべて筆者にあります。 遺漏・錯誤はメールにてご指摘ください。皆様の日常整備、点検の参考となれば幸いです。


84V092000

対象車種・年式

R100(〜1982)、R80(〜1980)

概要

ホイールに亀裂が発生し成長、不整地走行で破壊。

対策

19インチキャストホイールへの交換。


87V193000

対象車種・年式

R80(〜1987)

概要

リアショック下部に亀裂が入り最悪脱落する。 この結果、車両後部がリヤタイア上に落下。

対策

アイレットを強化品に交換。


88V192000

対象車種・年式

R系(〜1989)

概要

フロント及びリアのブレーキランプスイッチの樹脂製ピンおよびアジャストボルトの不都合で スイッチに支障。ブレーキランプ不点灯。

対策

フロントブレーキレバー変更。リアブレーキストップボルトのキャップ交換。 前後ブレーキランプスイッチの交換。


92V081000

対象車種・年式

R100(〜1992)

概要

ブレーキパットとバッキングプレートの接合部分が多孔質で形成されており、 そこからの浸水・塩害でバッキングプレートが腐食する。 フロントブレーキパットが部分的、あるいは完全にバッキングプレートから剥離。 この結果制動能力が損なわれ、事故につながる可能性が増大する。

対策

フロントブレーキパットを対策品に交換。


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