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第91話 「本当に効くか? バッテリー延命装置」

(作成:2008年6月17日 改訂:2008年7月7日)

(TEXT & PHOTO : RON / E39 530i)


我が家に01年式E39・530i Mスポーツがやってきて1年強。
4月には7年目の車検を迎えました。
ただ、4月と言えば暫定税率の期限が切れ一時廃止。
ガソリンが安くなりましたよね〜。

そして4月末には、重量税の暫定税率の期限も来ることがあり、
車検は5月1日に通せば重量税が安くなると思い、2週間ほど工場に預かっていただきました。
結果は、3月で期限切れしたガソリン税のようにはならず、重量税の暫定税率は再延長となり、
目論見は見事に外れました…。
もし、重量税の暫定税率が廃止されていれば、
本税2500円×4(0.5t未満単位)×2年=2万円
それが結局は、
(本税2500円+暫定税率3800円)×4×2年=5万400円です(大涙)。
まぁ、とくに交換を要するパーツもなく、点検と油脂類の交換だけで済んだのは救いだったでしょう。

とはいえ、心配のタネはバッテリー。
前のオーナーが、いつ交換したのか不明。
まさか売る直前に交換しているとは思えないし。
短く見積もっても1年半は交換されていないのです(たぶん実際は、もっと前になると思うけど…)。

かつてE36に乗っていたとき、前の日まで元気だったバッテリーが突然死した経験があるだけに、
今すぐにでも交換しておきたいのが本音。
ところが、BMW用のバッテリーをネットオークションでも、これがなかなか高い。
フルコンシールドというのと容量が90AHと大きいのもありますが、暫定税率の延長で痛めつけられたお財布を何とか助けなければ!

そんなとき、以前から気になっていたバッテリー延命機「のび〜太」を購入してみました。
通常は1万80円ですが、今はキャンペーン中と言うことで8100円でした。

バッテリーが約2万円で3年もつとして、のび〜太装着から通常価格でも1.5年、
キャンペーン価格なら1.25年、バッテリーの寿命が延びてくれれば、まぁOKという計算になるでしょう。
「ナゼ延命できる?」という詳細はサイト(http://good.vg/eco/Pulser.html)に譲るとして、
簡単にいうとサルフェーション現象を抑制すると言うこと。

実は、私の周囲にはこの手のオカルト系カーグッズ(本当に効くの?と思う用品)を好む人がいて、
「これは効くし、最近のグッズは効果がないものはほとんどない」ということです。
ただ、ご存じの方もいるかもしれませんが、以前「公取」から注意を受けた商品もありました。
しかし、前述の人物曰く「表記方法に問題があったり、ユーザーが正式なデータを持たずに公取に文句をいったから」とのこと。
まぁ「信じるものは救われる」というところでしょうか?
ただ、燃費向上系のオカルト系カーグッズの場合、節約できた燃料代が支払った用品代を何ヶ月で回収できるか計算する必要があると思います。
何はともあれ、1年半以上バッテリー交換の報告をしなければ、とりあえず今交換するよりもお得だったということになります。

ちなみに取り付けは、
本体を両面テープで固定

  E39

そしてー(マイナス)→+(プラス)と配線をつなぐだけ。

  E39

本体の赤ランプの点灯を確認して終了。
約10分で取り付け完了しました。
果たして、効果は本当にあるのでしょうか?


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