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第50話 「ついに、18インチ化!の巻」

(作成:2000年7月17日 改訂:2000年7月19日)

(TEXT & PHOTO : Nobuta-S / E34 525i )


思わぬAT載せ換え勃発に、筆者の家計は一気に苦しくなりました。
しかしながら、元気になって戻ってきた525を見た時「あ〜、直して良かった!」 と心から思いました。
新しいATは一切学習が行われていない状態で、まるで新車に戻ったような新 鮮感がありました。
一部の方は良くご存知かもしれませんが、私、割合アクセルは常に床まで踏み込む のが好きな方なので、載せ替えATは、しばらく目を白黒させていた様子でしたが、 ほぼ2週間でもとと同じように各ギアとも、しっかり6,500回転でシフトアッ プする「私色(わたくしいろ)」に染まりました。

後、ついでながら、‘91モデルであってもアニバーサリーモデルは、JATCO製5AT が搭載されています。
「切れがあるのにあんまり持たない!?ZF」、「もっさりしてても、も少しタフなJATCO」と いうところでしょうか!?

写真:ノーマルのミシュランMXV−U


Nobuta-S


205/65/15これは、これでとても好きでした。
でも、タイヤが3万キロでだいぶやれてきました。
ホイールはもちろん!いつもピッカピッカに磨いたものです。

写真:525i、購入直後のフルノーマル状態


Nobuta-S


さて、今回の本題に入ります。
先に、「18インチへの憧憬」の巻で、筆者を魅了してやまなかったM5パラレルスポーク (ポリッシュタイプと区別するため敢えてこう書きます)ですが、あまりの高価さと、 525を購入したディーラーの方も「18インチは、ちょっとしたはずみで歪んだりするので、 まー17インチでしょう!!」など、など、アゲンストな状況の中、1年間の熟成期間が ありましたので、オーダーする時は、すでに迷いはありませんでした。

写真:18インチM5パラレルスポーク8j+ダンロップ SPスポーツ9000235/40/18


Nobuta-S


サイズはフロント・リアとも8jj、組みあわせるタイヤは、ダン○ップSPスポーツ9 000、こちらもフロント・リアとも235/40/ZR18これでお願いしました。
購入先は、著名3ショップより見積りいただき、一番安かったところで決めました。
安いなりに提示された条件は、「絶対キャンセル不可!」と、いうものでした。
そして、オーダーしてからお約束の装着日までの間にATトラブルは発生したのです。
(合わせて100万円弱・・・!うー、ついに“禁断”の世界に踏み込んでしまったか・・・)
お店の方に要らぬ心配をかけてもいけませんので、そのことはお店には伏せておき ました。
(だって、クルマ本体が廃車になっては、お店としても"絶対キャンセル不 可のお約束・・・"とも言えなくなってしまいますから・・・)
さて、M5パラレルスポークアルミホイールぅ!に冒された頭で1年間検討した結果は、 以下のようなものです。


1.そもそもあこがれのM5はどういったサイズをはいているのか!?

初期型〜中期型(ナローグリル)は、前後とも17インチ8jのAWに235/45 /ZR17が標準、オプションでリア9jのAWに255/40/ZR17のタイヤが選べ ました。
これが最終型(ワイドグリル)では、AWはフロント8j、リア9j、タイヤは、前後 とも245/40/ZR18、オプションで、フロント235/40/ZR18、リア 265/35/ZR18となりました。

<結論!>
それはM5に似せたい「偽M5」でも、そこはそれ、どこまでいっても525、 フロント・リアとも8j、235/40/ZR18がまあ見識といったところでしょうか!?


2.タイヤは、何を選ぶ!?

標準は、ミ○ュランMXX3(初期はMXM)でした。
もちろん偽M5のコンセプトからすると迷わずこれにしたいところでしょうが、高い。
すでにモデル末期になりつつあった(その後パイロットスポーツに進化したのは皆 様ご存知の通り)。
それでは!というのでトレッドパターンが近似のSX−GTはナイスバランスとい う事では、当時すでにMXX3よりバリューフォアマネーで評判の良かったタイヤ でしたが、17インチまでしかサイズ設定が無い、ので対象外となりました。

<結論!>
そうして結局選んだのは、ダ○ロップSPスポーツ9000となりました。
 ・安いとも言えないがMXX3に比べれば高くない
 ・静か
 ・当たりが柔らかい
 ・ハイドロプレーニングに強い
 ・ウエットグリップ性能が良い
 ・ドライグリップもそこそこ
との意見が多かったのが決めてとなりました。

写真:装着後、M5には見えないけど、大径ホイールはやっぱりカッコがよろし(^^)


Nobuta-S


エンブレムもまださすがに「M5」じゃおこられる。
そこで!
「M5i」。なんのこっちゃ!?

写真:純正マットガード(泥よけ)がミスマッチ!?


Nobuta-S


現在2年と2ヶ月、2万7千キロほどですが』A特段目立った性能劣化は感じてません。
もう少しは行けるかな?といった感じです。

そうして最初の夢が一つ叶いました。
タイヤとか、サスペンションは交換の“成果”が、体感しやすいパーツではありますが、 あの日、装着を済ませ、ショップの方から「一皮向けるまでは(約200キロ)あまり 無茶しないでネ!」、「はーい!」と答えながら最初にハンドルを切り、発進した時の感動は、 今も体に残っています。(う〜。うれぴー)

さて、大黒オフミに向け、さらにドレスアップは加速する!
次回は、「M5リアガーニッシュの装着」の巻です。


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