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第125話 「ブレンボ装着3(取付編) H19年7月」

(作成:2007年7月25日 改訂:2007年9月4日)

(TEXT & PHOTO : 秀丸 / E46 320i)


その他事前の購入パーツは、以下になります。
  ロックボルト 30mm 1セット
  H&R5mmスペーサー 2枚
  ブレーキパット
  ブレーキオイル

全ての準備が整ったので知り合いの工場で取り付けます。
世間では台風がやってきているのに(笑)交換作業は当然私が行います。

当然の事ながら私は一般人でメカニックではないです。
重要保安部品なので通常はしない方が良いと思います。
まずは純正のブレーキを取り外します。
前にも交換しているので手順は覚えています。

今回使用する代表的な工具
 7mmのヘキサ (キャリパーを固定)
 6mmのヘキサ (ブレーキロータを固定)
 16mmのメガネ (キャリパーステーを固定)
 11mmのスパナ (ブレーキホースを固定)
 1/2インチのソケット  ブレンボキャリパーを固定

少しローターが外れにくかったですが、プラハンで何度か叩けば取れました。
取り外した後、まずキャリパーステーを取り付けます。
ステーを止めるボルトは純正を使用します。(16mm)
その後ローターを取り付けプレートに当たらないか確認します。
当たってなかったのですが、安全のためナックルの部分のプレートを少し曲げました。
(必要ないかも)

 E46

ローターを取り付けた後キャリパーを取り付けます。
この時に1/2インチのソケットを使用します。
このナットはトルクレンチで確実に止めます。またロックタイトを使用しました。
オーバートルクの場合確実にネジ山が潰れます。(トルク6.5K)
注)現在のブレンボGTキットは、取付方法が変更されているようです。

その後ブレーキホースを取り付けます。
ここで11mmのスパナを使用します。
(本当は専用工具が必要ですが無かったので代用)
パットセンサーは取り外さず巻いて付近に固定しました。

 E46

最後にパットの取り付け・ブレーキのエア抜きを行います。
パットは事前に鳴き防止のため角を落としておきました。
エア抜きの場合一人で出来ないので手伝って貰いました。
つくづく外車の工具のサイズは国産と違うと思い知りました。
スナップオンの工具が揃っているので何とかなりましたが通常では難しいですね。
ホイールボルトはブレンボ購入時に添付していた物を使用。
ロックナットは今回購入分。
今回の作業の最後にリアに5mmのスペーサーを取り付けました。
そのままでは、前後で違ったホイールボルトを使用しなければ駄目な事と、
若干リアを外側に出したかったので使用しました。
これで前後同じボルトが使用できます。
作業自体は難しいこともなくトータル約3時間で出来ました。

 E46

 E46

取り付け後は当然試走ですが、外は台風なので無理は出来ませんが十分効くようになっています。
但し元のブレーキの効きにも不満は無かったです。
効き具合は踏み始めから効きます。
マスターシリンダーの容量も問題が無いみたいですが前後のバランスで考えると、
もう少しピストン経が大きい方がベターかな。
今の状態では先にフロントが効くのでリアが余り仕事していないみたいです。
リアをもっと良く効くパットに交換するか、リアもブレンボすれば良いのかな(お金が・・)
ですが見た目も効きも良くなったので結構気に入っています。

前後のバランスの件は、出来れば考えてみます。(何時になるか未定ですが)
心配だったホイールのクリアランスも7mm程度確保出来ました。

 E46

 E46


今回の費用
ブレンボGTキット(中古) 65,000
ブレーキパット・ブレーキオイル(1L) 14,000
H&R 5mmスペーサー(中古)リア用 5,000
ロックボルト(中古)        1,000
タップ・1/2インチソケット     4,500
合  計 89,500

パットをそのまま使用すれば良かったかな?(\13,000)
トータルで考えれば安くできたのですが、ホイールを交換したことが余計な出費です。
予想外にお金を使い過ぎたのでしばらく大人しくします(笑)
皆さんの取り付けの参考になれは幸いです。


注意
ブレーキ関係は重要保安部品です。整備に関してはプロの整備士にお願いして下さい。


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