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筆者紹介

(作成:1998年10月21日 改訂:2001年10月22日)

(TEXT : サニサン21 / E21-323i )
(TEXT : E21のゴジラ / E21-ALPINA-C1-2.3 )
(TEXT : 鉄のクラウス / E28-M535i )
(TEXT : 533i@E28 / E28-533i )
(TEXT : ヘラルド / E28-520i )
(TEXT : kuma3 / E21-320i )

◆サニサン21−自己紹介

車名 E21 323i 走行距離約14万5千

昭和41年5月31日生れ。
現在は32歳です。
既婚者であり子供は一人でございます。
小さい頃からバイクと車が好きで、小学生からモトクロスをしバイク小僧でした。
8歳でCR80を父からプレゼントされ16歳でRZ350を購入。
その後刀1100をフルチューンし筑波サーキットを走り、公道を兼ねて 乗っていましたが、数々の免停、ターンパイクでの事故を経験し、 その後マツダRX7を購入。
ロータリーの音と燃費が気に入らず何かよいFRの車を捜していた時に知り合い がBMWの年代物を倉庫にずーっと保管しているという噂を聞きつけ見 てみると我が21があったのであった。

子供の頃から3、0CSLに憧れていたこともあり交渉により1988年2月に購 入。
その後02ターボをセカンドカーとして購入するが半年でエンジンブローでエンジン 全損。
現在に至る。

車は基本的に改造(レーシングの方向)するのが好きで、そのお陰で財布の中身もい つも 空っぽ。
メンテ費用と重なっていつも資金繰りにアップアップしています。
現在までのモディファイしたパーツは・・・

エンジン:
中身アルピナC1のパーツを使用しヘッドをコンマ3面研。
圧縮10から10、4に変更。
点火系はwakoのCDI。
エアクリはK&Nラジエーターは30M3用、14段のオイルクーラー。
マフラとタコ足は特注当然キャタなし。
フルパワーの時は190hpぐらい、今は160hp以下かな?

足回り:
TE37、6、5Jに205のネオバを履き、スプリングは特注荒巻き F12キロ、R9キロ。
ダンパーはエナペタル特注。
フロント、リア共に特注タワーバー、プロミューのピロアッパー、アイバッハのスタ ビ。
ブレーキパットはPFC83。
ローターブレンボ純正タイプ。
強化LSD

車体周り:
部分スポット増し。
特注ロールゲージ、アンダーコートレス、ラリー用フルバケ。
パーソナルのハンドル。

ある意味では車全て特注部品で構成されており、ノーマルとはほど遠い状態です。
現在はピストンリングが限界値まで減り、コンプレッションが抜けているため手術が 必要。
エンジン復活が待たれる・・・。
今後は所有してから10年の間のエピソード(エンジントラブル、パーツのインプ レ、 サーキットでのエピソード)を面白く書くつもりです。


◆E21のゴジラ−自己紹介

いよいよこちらのメンテにも顔を出させて頂くことになりました、 「E30のゴジラ」、もといココでは「E21のゴジラ」で登場させていただきます。
ボク自身のプロフィールはE30メンテ(メンテ10)の方をご参考ください。

E30メンテではすっかりご無沙汰ですいません。
ボクは自分でメンテはできないので、「こんな事しました」程度の記事 しか書けなく、ついつい他の方々のDEEPな記事に気おくれしてしまい、 おとなしくしていました。

でも、E21は旧車の部類に入るので、維持目的のメンテ記事だけでも 有意義かなと思い、納車整備以降、トラブルの話などを書かせていただきます。
知らない方もいらっしゃると思いますので、説明させていただくと、 今年(98年)の1月の末に静岡にて、E21 ALPINA C1-2.3の82年式(最 終型)に出会ってしまったのです。
(スポエボさん、その節はありがとうございました。_(._.)_ )
で、その場で仮押さえをして、翌日には購入決定の電話を入れてしまいました。
E30の時も衝動買いだったのですが・・・(-_-メ)。
いかんいかん!
そもそも我々の世代(昭和39年生)の幼少期にとって「憧れのベンベー」とは、 E10やE12、E21、E23だったのです。
しかも古いモノ好きのボク(時計もアンティークを持っています)なので、 古いBMWをいつかは所有したい、と願ってましたし、しかも憧れのアルピーナです!
(当時の雑誌には「アルピナ」ではなく、「アルピーナ」と表記されていました。(^o^)/)

今現在、我が家には E21 ALPINA C1-2.3 と E30 325i Mテクがあります。
サラリーマンの身分なので維持は大変なのですが、周囲のご理解とご協力をいただき、 頑張っています。
同じような車を2台所有するなんてバカじゃない?!というご意見もある とは思いますが、ボクにとっては青春の思い出がいっぱいの有意義な2台です。
BOHP2周年オフミにはE21で参加したので、ご覧頂けた方もいらっしゃると思います。

と、購入に関する経緯はこんな感じでした・・・・・。
次話では納車整備でやったことをお話したいと思います。


◆鉄のクラウス−自己紹介

87年式 E28 M535iのメンテナンス情報を担当致します 鉄のクラウス です。

なりゆきとは恐ろしいもので、メカも弱く、大した車歴もなく、おまけに98年 9月のM535i購入までは、過去5,6年程はほとんど車を運転していなかったとい うとんでもない男が、どうしてこうやってBOHPのメンテ記事を書くことになる のか、ああ、世界は不思議に満ちています。

まあ、なかにはこういった形で旧車とかかわる変わり者もいるものだと思って、 のんびりつき合ってくださればと思います。

【経歴】
車の免許を取ってから15年程たちますが、どうも初めは車そのものにはあまり 興味がなかったようです。もっぱら仲間と遊びに行ったり、日々の用足しの道 具として使っていました。でも運転することは好きでした。学生時代の友人に は車好き(軽トラ、ダットラからラリー車、ハイエース、VW、ツインカム24な どいろいろ)が多く、みんな気前良く自分の車を貸してくれ、もっぱら他人の 車で腕を磨いていたような気がします。

【E28について】
とはいうものの、世はハイソカーブーム、ご多分に洩れず車雑誌は読んでおり、 外車の新車情報などには乗れもしないのにまめにチェーック!。その中でも印 象的だったのが83年型BMW日米仕様車、533iの登場です。「羊の皮を被った狼」 と形容される車は数あれど、この車ほど良く似合うのは他にはないなーなどと、 乗ったこともないのに勝手に感心したものです。その後の2代目ALPINA B7turboや初代M5の登場で、この観念は決定的になりました。

「BMWが羊の皮に相当するのか?」は、異論のあるところでしょうが、「際だっ て四角く実用的なセダンなのにとんでもなく速くて優雅な車」である事が私が BMW、特にE28を好む結縁のような気がします。でもこのあたりの理由はいまだ によく自己分析できていませんです。その後、518,520,524tdなど、上流家庭 の良き足であるこれら平和な5ナンバー枠の車も、街で見かけるたびに実にほ ほえましく、思わず振り返って見たものです。

【車、冬の時代へ】
と、そうこうするうちに学生時代も終り、私にとって車はその後、冬の時代を むかえることに。ペレストロイカで時は平成、ドイツ統合に湾岸戦争と、車な んかにかまけちゃいられません。...というのは冗談で、仕事は残業がちで車 も手放し、でも学生時代の車好きな友人達と会う機会が減ってしまったのが一 番の原因と思われます。

【復活の日】
スキーにテニス、MTBと、道具を使うスポーツが好きな方ですが、ゴルフだけ はやりませんでした。しかし始めてしまったら案の定、しっかりはまってしま いました。^^;ところがこのスポーツ(というか私にはまだレジャー)は、そう、 車が必要なんですよねー。しばらくは人様の車に相乗りさせていただいてたん ですが、ここらへんで車の虫がふつふつ、湧いてきちゃったんですよねー。も うダメこうなるといけません。購入の条件としては、要はゴルフバッグがちゃ んと積めて、4人乗車の出来る車ならそれこそなんでもいいわけで、見れば巷 はSUVだらワゴンだらのユーティリティ車の百花繚乱状態。もーそりゃ選択枝 に事欠きませんですわな。

しかし車を買おうと思った時点では、もう購入する車種は決っていました。そ うです。鉄人28号(古すぎ?)です。あのE28しかありません。え? 「10年以上前 の旧車が芝刈り御用車に使えんのか?」ですって? なーに、車両改造規定の緩 和やら、10年以上の中古車でも2年車検になった事すら知らなかった浦島太郎 に恐いものなどありゃしません。おーそりゃ結構、鬼に金棒、気違いに刃物っ てなもんです。(筆者注:後者は明らかな誤用^^;)

【そして購入へ】
とまあ、購入にいたるまでのモチベーションとしてはおよそこんな感じです。 実際の旧車購入(しかし私にとってはE28はまだまだ現役車)とメンテナンスに ついての話は、真剣に参考とされる方もいらっしゃるかと思い、なるべく真面 目に書くことにしようかと思います。(でも多分あんまり参考にならないかも^^;) 実際の購入からのお話は、本編をご覧ください。

【お願い】
M535iにはできるだけ長く乗り続けたいと考えています。しかし私はメカに弱 く、これまで車を本格的にいじったことはありません。しかし、こつこつ覚え て、自分で出来る事はなるべく自分でやろうと計画しています。これを書いて いる時点ではトラブルもなく、至って順調ですが、これから先もずっとトラブ ルなしとも思えません。E28は最も好きなBMWですが、80年代のBMWはどれも好 きで、また70年代のものにもとても興味があります。みなさんで情報交換をし、 このコーナーを盛り立てていければと思います。自信がなくても、正確でなく てもかまいませんのでご意見、またはご要望/ご感想をメール、または読者の 声で頂ければとても参考になります。もちろん、共同執筆とかは大歓迎です。

長くなりましたが、それでは本編と参りましょうか。


◆533i@E28−自己紹介

ハンドル名:
  533i@E28
生年月日:
  1960年10月7日 東京生まれ 38歳
現在:
  東京都狛江市在住の会社員

車歴:
  80年〜84年 78年式 ニッサン・オースター3ドア
  84年〜89年 79年式 ニッサン・ブルーバード ターボS
  89年8月〜11月 81年式 318i(E21) 事故で廃車
  89年12月〜91年2月 81年式 318i(E21)
  91年6月〜現在 83年式 533i(E28)

経済的な理由(修理代)により愛車を手放す事となりましたが、 8年間の愛車との生活の大まかなデータを纏めて持っているので、 それをメンテ・コーナーに公開します。


◆ヘラルド−自己紹介

皆さん、こんにちは。E28 5シリーズのメンテ記事を執筆することになりました、ヘラルドです。

【プロフィール】
 1962年生まれ、男性
 愛知県 豊川市在住
 家族は女房1人、犬1匹、車2台
 本業は、270キロで走る「カモノハシ」の設計
 趣味は、まず当然ながら車。第1が走り回ること、第2がいじること、第3に古い車の研究。
 鉄の車輪がついているのも好きです。・・実はこっちが本命。
 それから、スキーに登山。

【E28への思い入れ】
E28が発表された1981年、私はまだ学生でした。
その当時はまだ免許もなく、車への関心はまだそれほど高くありませんでした。
1982年に免許を取得し車を運転するようになると同時期に日本の路上にもE28が姿を現しはじめました。
猛禽の嘴を連想させる逆スラントノーズに窓の大きな明朗なキャビン、直線的に通ったシンプルなのに張りのあるライン。
世の中にはジャガーをはじめとして、「美しい」と形容されるセダンは古今を問わず数多くありますが、E28は異なりました。

「精悍な」
これがE28を表すのにふさわしい形容かと思います。
そして、それ以来現在に至るまで、私がE28をこよなく愛する一番の理由は、その姿にあります。

すがたかたちに惚れて一緒になったらば、中身に幻滅 というのはよくある話ですが、E28は裏切ることがありませんでした。
現在の標準からすれば軽い車体にBMWのエンジンですから、操って楽しくない筈がありません。
このサイズのセダンで大人4人を快適に乗せ、一週間分の荷物を飲み込んでくれるのを、私はほかに知りません。

日本の路上ではE28を見かける機会はだんだん少なくなってきました。
ここBOHPでも、「オールドタイマー」の仲間になっています。(私は不本意なんですが)
しかし一方、いまでも、あるいはいまごろになって(^^)E28に乗っているのは、多かれ少なかれ、この車への思い入れを 持っている方であるように見えます。

たとえば・・
私の近所に、533iの最終モデルに乗っている人がいます。 4速ATの貴重な車です。 この人、普段の足にはジャガーを使っていて、533iは「ハレ」の車になっています。
ここぞ、というとき、純粋に車を操るのを楽しみたいときの取っておきが533iだそうです。
また、買っていくばくもないE36のほかにE28も買ってしまった人がいます。 そして、いくらもたたないうちにE36が姿を消していました。
いわく、「E36に乗りたければ、まだ先にも乗れるからね。E28のいい車に乗ろうと思ったら、今しかないし、 何台もあると1台に集中できないからね」
うれしいじゃないですか。

それでも、最終型でさえ11年ものになろうとしているBMWに乗ろう、とするとやはりメンテ上の不安がぬぐえないようです。
実際、乗りっぱなしにできる車でないのは事実です。
そんな不安を少しでも払拭して、「E28が好きだ!」という人の輪を築くことの一助になればと思い、メンテ記事を書かせて いただこうかと思っています。

【私の車経歴】
1982/2〜1986/2
  ・免許は取ったが、自分の車なし。
    家の車、友達の車、その他いろんな車で散々走り回る。

1986/2〜1988/3
  ・マツダ ファミリア 4WD TURBO
    自分で買った車では唯一の新車。

1988/4〜1991/8
  ・1981年 RANGE ROVER
    エンジン、ギヤボックスのメンテから板金、全塗装まで、およそあらゆることを
    勉強させてもらいました。

1990/5〜現在
  ・1974年 TRIUMPH SPITFIRE
    実稼動半年。現在もレストア中。

1991/9〜1994/8
  ・1961年 LAND ROVER 88
    ははは・・だんだん車が古くなる・・

1991/10
  ・1980年 BMW528i(E12)
    半日でエンジンブロー。とほほ。格安車には用心、用心。

1991/12〜1995/4
  ・1981年 BMW518i(E12)
    注文するときにE28と年式を間違えたが取り消せず、
    やむなく乗ることになったものの、4年間のつきあいに。
    1回ATが御陀仏になるが、交換して乗りつづけた。

1995/4〜現在
  ・1988年 BMW520i(E28)
    やっと念願のE28に。

【ウチの520i】
1998年の最終モデル、正規輸入車です。 色はダイヤモンドブラック。
いきつけの車屋に下取りで入っていたのを、現状で「お友達価格」で譲ってもらったものです。
そのときの走行距離、56000km。 まあ、多くはないほうでしょう。
サービスインジケータ・燃費計・タコメータが動かなかったのと、ボディに2つ3つ小さい傷がありましたが、 内装はいたってきれいで、状態のいいくるまでした。
とりあえず計器の動作不良を直すところから手をつけて、ショック・ブレーキディスク交換あたりの、身に覚えのある メンテをこなしたところで一段落。 どんどん走行距離が伸びました。
ところが。調子がいいのにいい気になって、サーキットのお遊び走行会に何度目かの参加をした直後、天罰てきめん、 ガラスのATが死んでしまいました。 享年100000kmでした。
もっとも、こんなことをしていれば最悪ダメになっても不思議ではないとは思っていましたので、同年式の520iの事故車を タダで手に入れて囲ってありました。 さっそく、こいつとAT・エンジン一体で載せ換えて復活させました。
・・ちなみに、予備がなくなったので、それ以来サーキットでは走らせていません。
その後は、部品取りのエンジンについてきたクーラーのコンプレッサがダメなのが発覚して、もとのエンジンについていたものと 交換したくらいで、消耗品の寿命と絡んだもの以外のトラブルはほとんど出ていません。
現在、走行距離は123300km。車体も機械的な部分も好調です。


◆kuma3−自己紹介

ハンドル名:kuma3 (ニックネームの熊サンとM3にかけて…)

生年月日:昭和36年12月4日

家族:家内と子供3人(小中高が各1ヶずつ)

住所:岡山県津山市在住

本業:某H系モータースを自営。(主に修理担当)

趣味・特技:
まずは320iのレストアとドライブ(試走?)です。アンティークライター収集。 化石の調査・研究(日本古生物学会会員)。サックスの演奏(地元の社会人 による吹奏楽団やジャズバンドで活動しています。…他にもあげればきりがないの で、「趣味多き人生」…とでも思ってやってください。(恋ではないです、きっと!)

車歴:
SB1のCIVIC以来、ACCORD等H系車種を乗り継ぐも、10年程前、320iを 譲ってもらった事から、禁断の世界へ。屋内保管なのに古毛布で覆っているのは 野良猫による爪傷防止のためだけではないらしい・・・。(他にCity Turbo1所有)



320iについて:
3速A/T、SOHC4気筒、K-ジェトロニック燃料噴射の前時代的構造。 ショックはビルシュタイン、ホイールはBBS、シートはケーニッヒで、4点ハーネスは シュロス・・・と、ことごとく独製にこだわる一方でEX.システムはANSAだったりする。 試走以外はファミリー・カーとして活躍中。一般道でもAC使わなければ9.6k/l位 は伸びてくれるけど、暑さと雨はちょっと苦手です。(凍結防止剤も・・・ねっ!)


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