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第87話 「M5ショックアブソーバー交換 その3」

(作成:2003年6月11日 改訂:2003年6月12日)

(TEXT & PHOTO : Kat / M5)


早速調査してみると、輸入した部品はM5純正のアッパーマウントで、540/535用とは 形状が違うので、今付いているものと同じ形状の方が安全と考えたのですが、 内径の情報はどこにもなかったので、まさか取付かないとは・・・。
540/535用のアッパーマウントを購入する覚悟で(\3万以上の予定外の出費か、 間違って購入したアッパーマウントを売って、いくら穴埋めできるか・・・などと考えつつ)、 ディーラーの○ントラル自動車のサービス係の方に相談すると、在庫がないので 取り寄せになるけど、合わないからいらないというのは困るとのこと。
そこでアッパーマウントの内径を調べてもらったのですが、在庫があれば計れるけど、 データからは判断できないとの回答でした。

状況からすると、ディーラー車でもないし、まして○ントラル自動車から購入した訳でもなく、 しかも社外品を取り付けるために苦労しているから教えてくれという、極めて図々しい 問合せなのに親身になって調べて頂きました。
阿部商会まで問合せてくれたのですが、結局明快な答えは得られませんでした。

並行してBTS KITを購入した○レージ21に問合せると、こちらも色々調査を してくれ、ショックアブソーバーの取付け部には3種類の形状があることを突き止めてくれました。


 kAT-M5


「送ったのはBタイプで、お客さんのはCタイプでしょう、これなら535とか古い普通の アッパーマウントが合うはずなんだけどねー。」とのことだったのですが、いえいえ 私のはAタイプなんですよ告げると、「それなら在庫あるよ。 普通買ってから3ヶ月以上も経っているから交換はしないんだけど・・・」とか言いながら 気持よく交換してくれました。
今回はアッパーマウント持参で取付くことを確認して持ち帰ったことは言うまでもありません。
ただし、型番がP36-3019からP36-3020に変わってしまい、減衰特性も 違うのではという一抹の不安があり、更に調べてみると、基本的に525などの スモールシックス向けのようでもあるのですが、525dtsなど重たいディーゼルにも 対応する(表参照)ので、まっいいかと装着してもらいました。


 kAT-M5 超オリジナルのM5


結果は大正解。
車高もオリジナルと変わらず、もともとハードだったので乗り心地にも差は感じられず、 ダンピング不足ということも無く、気になっていた段差を超える時の突き上げは見事に 改善されました。
またレベ用のアキュムレータ(鉄の玉)2個と配管を撤去してしまったので、軽快感が 増したような気がします(恐らく心理チューンの類でしょう)。

今回の総費用はBTS KIT\8万、中古ストラットケース\0.8万、個人輸入した アッパーマウントなど消耗品(輸送費込み)\4万、作業工賃\4.8万となり、消費税など 合計すると、約\18.5万という結果となりました。

阿部商会HPより

 kAT-M5

DEUTSCHLAND & USA BILSHTEIN HPより

 kAT-M5


今回は○ントラル自動車や○レージ21や○沢自動車にお世話になり、大変 感謝している次第です。
まだまだ世の中捨てたもんじゃない。
特に○沢自動車のリフトを1週間も占有してしまい、しかもレベのレギュレータの 配管跡を漏れないように塞いでねと簡単に言ってしまったけど、オイルぶちまけたりして 大変だったみたいで、足を向けて寝られません。


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